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社会人学び直し講座
山口大学では、馬の救急医療に必要な知識および技術をHands-onプログラムを通して社会人の学び直しのためのリカレント教育(大学卒業後の人材育成)を行っています。
これらのカリキュラムや実績を下に、「仕事」や「家事・育児」が忙しく自己啓発の余裕のなかった社会人、「適切な教育訓練機関が見つからない」や「教育コースの情報が得られにくい」、あるいは「どのようにして情報を入手するかわからない」などの事情を有する社会人に対して「馬救急医療」の実践的思考、知識、技術等を学ぶ機会を提供するため、履修証明制度の要件を満たした講座「馬救急医療実践力育成プログラム」を新たに開設しました。
さらに、2019年には「専修学校による地域産業中核的人材養成事業(2019-2020 文部科学省)」に採択され、「e-ラーニングの積極活用による農畜産関係者及び指導者向け(中国版)のための開発実証事業」を実施しました。
これにより、馬飼養者(競馬関係者や乗馬クラブなどのホースマンなど)、畜産関係者(農家、人工受精師など)、馬臨床獣医師、牛臨床獣医師向けの4つのプログラムを開講しました。
また、このプログラムは、大学・大学院・短期大学・高等専門学校における学び直し、及び社会人のスキルアップを推進している文部科学省より、2018年に職業実践力育成プログラムとして認定されました。
さらに、このプログラムは厚生労働省の教育訓練給付金制度の「専門実践教育訓練講座」に指定されました。
履修証明制度とは
文部科学省が推奨する、大学が学生の教育や研究に加えて、より積極的な社会貢献として、社会人向けに体系的な学習プログラムを開設し、その修了者に対して、法に基づく履修証明書を交付できる制度です。
職業実践力育成プログラムとは
教育再生実行会議「「学び続ける」社会、全員参加型社会、地方創生を実現する教育の在り方について(第六次提言)」(平成27年3月)を受けて、大学・大学院・短期大学・高等専門学校におけるプログラムの受講を通じた社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的として、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを「職業実践力育成プログラム」(BP)として文部科学大臣が認定することとしました。これにより、1.社会人の学び直す選択肢の可視化、2.大学等における教育プログラムの魅力向上、3.関連企業等の理解増進を図り、厚生労働省の教育訓練給付制度とも連携し、社会人の学び直しを推進します。
専門実践教育訓練講座とは
教育訓練給付金制度とは、働く方の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とし、教育訓練受講に支払った費用の一部が支給されるものです。 給付金制度は令和3年度より適用され、一定の条件を満たす受講生は、受講料の50%の補助、さらにプログラム修了後一定の条件を満たして再就職した場合は、20%の補助が追加され、受講料の70%の補助を受けることができます(ハローワークへの申請が必要です)。
本ホームページは、文部科学省の生涯学習振興事業委託費による委託事業として、国立大学法人山口大学が実施した2020年度「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」の成果物です。